「ヒトツバタゴ」,またの名を「なんじゃもんじゃ」という名前の木を知っていますか。私が初めてなんじゃもんじゃを知ったのは大学のクラブ活動で岐阜県の笠置山に行ったときでした。笠置山の中腹には自生する「なんじゃもんじゃ」の木があり,国の天然記念物になっています。
参考)恵那のヒトツバタゴ https://www.kankou-ena.jp/nature/flower/chionanthusretusus.php
その「なんじゃもんじゃ」が家の近所にも生えており,いま,真っ白な花を咲かせています。雪をかぶったようで大変きれいです。「なんじゃもんじゃ」という名前を一度聞けば,そのインパクトからすぐ名前を忘れることはありません。また,花を見ればその美しさが目に焼き付いて本当に素敵な木です。是非,皆さんに紹介したいと思います。
また,周りを見ればいろいろな花が咲いているので,その花たちも紹介します。
なんじゃもんじゃの花
なんじゃもんじゃの花を見てみましょう。遠くから見たときは雪のように見えていたものが,近くで見るとこのような細い花びらでできたものが集まっているのだということがわかります。
もっと近くで見ると下の写真のような感じです。白くて本当にきれいです。天然の分布域が長野県や愛知県・岐阜県・長崎県など,日本の一部地域に限られており,絶滅危惧種2類に指定された希少種ということですので,大切に守っていきたいと思います。
ツツジとミツバチ
この先は春の花を紹介します。まずは皆さんのうちの近くにもあると思いますがツツジです。
小さいころツツジの花を摘んで蜜をすって遊んだ覚えがあります。いまの子供たちも同じように遊ぶのかなと思って調べたら,「ツツジの種類によっては蜜に毒があるので吸わない方がいいです」と書いてあるものがありました。
参考) https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202104/0014284477.shtml
時代が変われば,いろいろな新しい知見が出てきて変わるものですね。
ミツバチさんにはそんなことは関係なので,下の写真のようにせっせと蜜を集めていました。美味しいはちみつができるといいですね。
シロツメクサ
公園に行けばシロツメクサがきれいに咲いていました。子供の頃,四葉のクローバーを一所懸命探した方もいるのではないでしょうか。
下の写真はシロツメクサのアップです。シロツメクサの名前の由来を書こうと思って調べてみたら,私が思っていたのと違う由来が書いてありました。由来は「江戸時代にガラス製品を輸入する際,緩衝材として箱に敷き詰められていた白い花」ということらしいです。
参考)名前の由来 https://www.gardensora.com/himitsugarden/visualdictionary/detail.php?id=40
恥ずかしい話ですが,花が爪みたいな形をしていて白い花だから「シロツメクサ」だと思っていました。ブログを書きながら勉強になりました。
カリフォルニアポピー
最後はカリフォルニアポピーです。アメリカのカリフォルニア州の州花になっているということです。アメリカ西部に自生しているということなので,見に行ってみたいです。この花が群生しているととてもきれいです。
春ということで,今回はなんじゃもんじゃを中心に近所に咲く花について紹介させていただきました。よかったら皆さんも散歩に出かけ,花を愛でてみてはいかがでしょうか。