猛暑の夏もやっと終わりようやく秋を感じる季節となりました。道端にはススキが穂を出し始め風に揺れています(2024年10月5日撮影)。秋になると私が住んでいる地域にアサギマダラがやってきます。今回は,アサギマダラに会いに三ヶ根山と遠望峰山に行ってきましたので紹介します。
三ヶ根山のアサギマダラ
まだ少し時期が早くアサギマダラが乱舞というわけにはいきませんでしたが,会うことができました。下の写真は三ヶ根山の林道で撮影したものです(2024年10月5日撮影)。アサギマダラの名前の由来である「浅葱色」の羽根がとてもきれいです。私は「浅葱色」という色をアサギマダラを見て初めて知りました。
さて,これまで長旅をしてきたアサギマダラですが,山にはトラップが至る所にあるので気を付けてほしいです。下の写真を見てください(2024年10月5日撮影)。いくつもの蜘蛛の巣が張られていることがわかります。実は私が山道を歩いているときも,多くの蜘蛛の巣に引っ掛かってしまいました。人間が蜘蛛の巣に引っ掛かっても,蜘蛛の巣の強度が人間の質量を支えるほど強くないので命を奪われるということはありませんが,アサギマダラが引っかかったら大変です。
小説で「赤頭巾ちゃん気をつけて」というのを読んだことがありますが,まさに「アサギマダラちゃん気をつけて」という気分です。
遠望峰山のアサギマダラ
遠望峰山のふもとにはアサギマダラの大好物のフジバカマが育てられています。
そこを訪れるとアサギマダラが出迎えてくれました(2024年10月11日撮影)。
近くで見ると,ストロー状の口を伸ばして蜜を吸っている様子がわかります。栄養をいっぱいとってこれからの長旅に備えてもらい,無事に南の島に渡って欲しいです。
まとめ
アサギマダラはその色の美しさと,長旅をするロマンを感じさせてくれることから私は大好きです。どうか無事に旅を続けてください。