前回のブログではカモ以外の三河湾の鳥を紹介しました。今回は三河湾のカモたちについて紹介します。
カルガモ
都会で暮らしている方に最もなじみのあるカモは「カルガモ」ではないでしょうか。季節になると子供を連れたカルガモが引っ越しする様子がニュースになります。三河湾にもカルガモがいます。カモは他の種類と群れて行動することがありますが,私の見たところカルガモは他のカモと群れていないような気がします。カルガモたちはカルガモたちのグループで群れて過ごしているところをよく見ます。

ホシハジロ
ここからあとに示すカモたちは同じ群れの中に混在していることが多いです。みんな仲良しです。私の見るカモの中で最も数が多いのは下の写真に示すホシハジロです(2025年3月23日撮影)。1枚目がオス,2枚目の写真がメスです。


ホシハジロは海で浮かんでいるので,下の写真のように魚と一緒に泳いでいる様子を見られることもあります。

キンクロハジロ
キンクロハジロは白黒の色なのでとても分かりやすいです(2025年3月23日撮影)。頭が紫色に見えますが,光の加減で色の感じは変わります。これは構造色ですね。
参考)虹色を探そう・構造色のいろいろ | ふわっとサイエンス

オオバン(カモではなくバンの仲間ですがカモと一緒にいるのでここに載せます)
つぎはオオバンです(2025年3月22日撮影)。くちばしは薄いピンク色,体は黒~灰色です。オスとメスは同じ色です。


スズガモ
最後はスズガモです(2025年3月22日撮影)。顔が緑いろに見えますが,これも構造色ですね。

まとめ
いろいろな鳥がいました。特にカモ類はみんな仲良しで,ひとつの群れにいろいろな種類の鳥が一緒に集っています。なぜ間違って交配してしまわないのか不思議です。暖かくなると北へ行ってしまうものもおり,4月になったいまではだいぶ数も少なくなってきました。みんな元気で暮らしていければと良いと思います。