トンネルの防災を学ぶため開通前の自動車専用道(三遠南信自動車道)のトンネルを見学しました。場所は愛知県の東栄町で,開催日は2026年2月28日でした。東栄ICと鳳来峡ICが3月に開通するので,その前にその区間にあるトンネルが公開されました。見学会では下の写真に示すように工事用のアクセス道路を通って建設中の道路に行きました。

見学したトンネル
見学したトンネルは2本です。ひとつは三遠池場坂トンネル(長さ:3566m),もうひとつは三遠三輪トンネル(長さ:841m)です。三遠池場坂トンネルには避難坑が併設され,今回はその避難坑を見学しました。



下の写真は三遠池場坂トンネルの本線の様子です。片側1車線で国道474号線,起点(中央自動車道・飯田山本IC)から80kmの表示があります。トンネルの途中に非常口があり,そこから避難坑へ抜けられるのですが,トンネルのいたるところに非常口への案内板があります。

避難坑
下の写真は本線から避難坑への入口の様子です。スライドドアが設置されています。

下の写真の左側がスライドドアが設置してある入口へつながる通路になります。入口から入ってくると少し広い空間になっていて,そこから本線に平行に避難坑が伸びています。トンネルの壁は本線とは異なり粗い仕上げとなっています。

途中にはこんな広い空間もあります。

避難坑の出口に近付いてきました。

避難坑出口には扉が設けられています。トンネル内の通気のため,扉の周りは穴の開いた金属板(パンチングメタル)になっています。

まとめ
今回は普段入ることのできないトンネルの避難坑を紹介しました。長いトンネルを走行していると,「ここで事故が起きたら」「火災が起きたら」と心配になることがあります。本線とは別にこのようなしっかりした避難経路があることを知り,心強く思いました。
