2024年の夏は「過去最も暑い」く,記録的高温でした。
参考)【速報】2024年は過去最も暑い夏 背の高い高気圧や高い海面水温が影響 – ウェザーニュース (weathernews.jp)
9月になってもなかなか秋らしくなってきませんでしたが,お店に行けば梨やブドウが並んでおり,味覚的には秋を感じさせてくれます。最初に示した写真は栗の木を写したものですが,6月に花が咲いていたものが,9月になって実がなっていました。季節は確実に進んでいます。
9月にオタマジャクシを発見!
そんな中,本宮山の9月の池でオタマジャクシを発見しました。下の写真は春(2024年5月26日撮影)のオタマジャクシですが,たくさんのものがいました。彼らは足が生え手が生えて,みんながカエルになっているものと思っていました。
しかし,9月になったいま,池をのぞいてみるとまだオタマジャクシがいるではありませんか。1週間後に見ても状況は変わりません。猛暑のせいでカエルになるのを忘れてしまい,このまま寒くなるとカエルになれずに死んでしまうのではないかと心配になりました。
秋のオタマジャクシの運命は・・・
そこで,調べてみました。カエルにならずに越冬するオタマジャクシがいるようです。記事には以下のようにありました。
「オタマジャクシの中には越冬するものもあるという。「ウシガエルとツチガエルのオタマジャクシが代表的。」 参考)秋なのにオタマジャクシですか?(茨城・日立市) | よみうりタウンニュース (yomiuri-townnews.com)
さらに,本宮山のある豊川市で2011年に自然環境調査が行われており,「豊川市版身近な自然環境調査結果」が発行されています。
参考)https://www.city.toyokawa.lg.jp/kurashi/kankyosumai/seibututayosei/mijikanashizen.files/ufile_life_28768.pdf
それによれば,本宮山では「ヤマアカガエル・ダルマガエル・ツチガエル・モリアオガエル」が確認されているようなので,ツチガエルがいて,そのオタマジャクシが見られても不思議ではありません。
まとめ
オタマジャクシの種類を特定するには捕獲して詳しく観察するのが良いでしょうが,網を持って本宮山に登るわけにもいかず,今回はこのくらいにしておきましょう。(車道で登ることもできますが,私はいつも足で登っています)
また,11月にオタマジャクシがいることを疑問に思った方が新種を発見されたということもあるので,詳細を調べて事実を明確にすることはせず,新種かもと夢を見ておくことにします。
参考)「秋にオタマジャクシはおかしい」がきっかけ…五島列島で新種のカエルを確認 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)