霧氷

あれこれ

最初の写真は本宮山の山頂付近で撮影した霧氷です(2022年12月18日 10時頃)。落葉した木々に白い氷が付着し,真っ白な花を咲かせているような見事な景色を楽しませてくれました。

霧氷とは?

霧氷や樹氷という言葉を聞いたことがあると思います。私も言葉を聞いたことはありましたが,きちんと意味を理解していなかったのでいろいろ調べてみました。調べてみてわかったのですが,使い方が人によって少しずつ違うのが現状のようです。気象庁が定義する霧氷が「気象観測の手引き」に記載されていましたので紹介します。原文を参考にして,少しわかりやすく整理しないしたものを以下に示します。

霧氷は「樹木や地物に白色ないし半透明の氷層が付着したもの」であり,まさしく最初に示した白い木々がそれにあたります。

霧氷の定義

下の写真は別の日の霧氷です(2022年12月25日 9時頃 本宮山山頂付近にて撮影)。こちらは近くに寄って撮影しているので,白い氷が枝の片面側に付着している様子がわかります。氷の付着している側が風上になります。

本宮山山頂付近で出会った霧氷

霧氷の氷が落ちると・・・

夜の間に成長した霧氷に太陽があたると,本宮山くらいの高さの山では気温が高山ほど低くないので,木に付着していた面の氷が解けて氷が落下します。落下する氷は木に貼り付いていたときの形状を保持しているので,雪が積もったものとは違う趣を見せてくれます。

下の2枚の写真は樹氷から落ちた氷が積もったところを撮影したものです(2022年12月25日撮影 本宮山山頂付近にて)。霜柱みたいなものがたくさん積もっているのがわかります。

霧氷が木から落ちたものが積もったところ
霧氷が木から落ちたものが積もったところ

まとめ

この地方では御在所岳の霧氷が有名ですが,我が家からは少し距離があるので,私はそれを見たことがありません。是非そちらも見てみたいと思っています。
参考)https://www.gozaisho.co.jp/highlight/seasons/winter/
本宮山の場合も,樹氷ができる条件はなかなかそろわず,週に1回登る程度だと1シーズンで数回出会えればよい方です。積雪がないときに木だけが白くなっている様子は本当にきれいなので,今シーズンも会えるように祈っています。そのためにも,暖冬ではなく,普通に寒い冬が来てくれることを期待しています。

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