今年(2025年)の1月は例年に比べ暖かい日が多く,本宮山の頂上付近の氷(下の写真,2025年1月19日撮影)は2年前の氷(2つ下の写真,2023年1月28日撮影)に比べ張り方に元気がなく,周りに雪も見当たりません。


植物たちも暖かい日に誘われて,春の息吹を感じさせてくれます。桜のつぼみ(下の写真,2025年1月19日撮影)はまだまだ固いですが,いろいろ見ていきましょう。

春の芽吹き
私が見つけたのはモクレンの芽吹きです(2025年1月19日撮影)。一番最初に示した写真は,下の写真より少し広角で撮影したもので,全体の雰囲気を感じていただけると思います。モクレンのつぼみは産毛で覆われ暖かそうな衣装をまとっています。

つぎは,杉です。花粉症の方には恐怖かもしれませんが,花粉を飛ばす用意が着々と進んでいます(2025年1月19日撮影)。

下の写真は昨年(2024年2月10日)撮影した杉です。杉の花粉は暖かくなるに従い膨らんでいきます。そして,花粉を飛ばし始めます。

最後は家の庭に植えたチューリップです(2025年1月25日撮影)。庭の暖かいところに植えたものは,もう芽が出てきています。毎年,私は球根を採って次の年に咲かせるのを楽しんでいます。成長が楽しみです。

まとめ
少し前までは冬に本宮山に登るときは積雪があり,凍結するため軽アイゼンがないと少し怖かったです。しかし,23年~24年の冬や今年の冬は積雪がほとんどなく,暖冬であることを感じます。また,以前は冬になると関ケ原付近の積雪で東海道新幹線が頻繁に遅れていたのですが,いつの間にかそれもなくなりました。気候が少しずつ変わっているのを実感しますが,植物たちは毎年,温かくなると春に向かって準備を始めます。今回は,身近で見つけた春の芽吹きをご紹介しました。皆さんも身の回りを見まわし,春を見つけてみてはいかがでしょうか?