寒気が流入し愛知県にも雪が降った次の日(2026年1月30日),本宮山に登ったら木々がトッキントッキンになっていました。トッキントッキンの正体は「樹霜」です。樹霜は「霧氷」の1種で空気中の水蒸気の昇華によってできた氷の結晶です。今回木々にできていたのは見事な針状でした。そんな樹霜を紹介します。

いろいろな樹霜
樹霜のなかには透明度が高かったり,白っぽかったりするものがあります。下の2枚の写真を比べると,上側の写真は透明感がありますが,下側のものは全体的に白く冷凍庫にできる霜のイメージに近いです。


枝全体を見てみましょう。枝の片面側に付いていることがわかります。樹霜は風上側に成長しやすいためです。


松の葉っぱに樹霜が付いて全体が白っぽくなりました。

近付いて見ると,トッキントッキンの葉っぱにもっとトッキントッキンの白い樹霜が付いています。こんなに細い葉っぱでも,樹霜は風上側に成長しています。

木の幹にも付いています。

木の葉っぱにもできています。

こんなところにもできます
金網のフェンスにもできました。

見る角度を変えて撮影しました。樹霜は片側に成長しているのがよくわかります。

雪の上に落ちた樹霜
風が吹くと木々が揺れて樹霜が剥がれ落ちます。積雪した上にトッキントッキンのものが落ちていることがわかります。

まとめ
この日,10時頃に頂上付近で樹霜を撮影したあと雪原を散策しました。12時頃,再び頂上付近に行きましたが多くの樹霜は見られなくなっていました。気温の上昇・日射・風などが影響したのでしょう。形状がトッキントッキンで,体積に対する表面積の割合が大きかったり,付着している部分の面積が小さめだったりして環境の影響を受けやすいと考えられます。うまいタイミング樹霜に出会えたことをうれしく思いました。
