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春に活躍する扇風機

気象予報士がお茶畑にある扇風機について説明します。西尾のお茶畑に行って実際に扇風機を見てきました。扇風機は放射冷却で冷えた地表面付近の空気に対し,それより高いところにある暖かい空気を送り込んで遅霜の害を防止するものです。霧により可視化された空気の層を例に,それを解説します。
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彩雲・ふたたび

気象予報士が本宮山の頂上で彩雲に出会いました。この日は,南岸低気圧が接近しつつありましたが,大変穏やかな日でした。雲の縁にきれいな虹色が見えたり,雲全体が色付いて見えました。いろいろな彩雲の写真を紹介します。
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落ち葉で存在感を見せる朴葉

本宮山には朴の木があります。朴の木の葉っぱ(朴葉)は秋になると落ち葉になります。朴葉は他の落ち葉に比べて大きいのでとても存在感があります。昔の人は,朴葉の上で味噌を焼く「朴葉みそ」を発明し,いまでも飛騨高山の郷土料理となっています。自然のものを使ったとてもおいしいもので,それにであったら朴葉にも注目いただければお思います。
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春はもうすぐ

気象予報士が春の芽吹きを見つけました。2025年の冬も暖冬傾向ですが,モクレンや杉,さらにチューリップの芽吹きを見つけました。
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可視化された空気の層

気象予報士が三河大島で見られた空気の層の時間変化を写真撮影しました。下側のクリアな空気層の厚さがだんだん薄くなり,白い空気層が下りてきました。また,三河大島近くにあるブイで観測された気温変化と空気層変化の解析から,上側の空気層の方が下側の空気層よりも気温が高いことを確認しました。
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三河の石灰石鉱山

三河の石灰石鉱山を気象予報士・防災士が巡りました。石巻山近くの三つの鉱山(三嶽鉱山,中採長楽鉱山,嵩山鉱山)と,田原鉱山を見てきました。石巻山と蔵王山付近の地質は同じで,それがプレートで運ばれてきた付加体に起源をもち,「秩父帯」と呼ばれています。そこに石灰石鉱山があり,ダイナミックに採掘されてきました。
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ススワタリから蒸気機関車を考える

気象予報士が愛・地球博記念公園を訪れ,サツキとメイの家を見ました。そこから「ススワタリ」を思い出し,薪を使った生活に思いをはせ,薪に続く石炭をエネルギ源に使った時代,特に蒸気機関車やその構造を考えました。昔のシステムは目で見てその構造や機能がとても分かりやすく,物理や化学のセンスを磨くにはとてもよい題材と思います。機会があれば是非いろいろ見ることをお勧めします。
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氷の造形

気象予報士が見つけた氷の造形を紹介します。本宮山山頂付近で気つけた霜柱,水場にたまった水が凍結して表面に水の膨張によりできたきれいな亀裂,川のしぶきによりできたつらら,ブドウの房のように球状の氷が集まったしぶき氷について写真を見ながら考えます。
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霧氷

気象予報士が本宮山の霧氷に出会いました。霧氷や樹氷という言葉は人によって少しずつ定義が違うことがありますが,ここでは気象庁の定義をわかりやすくまとめて紹介します。また,樹氷をアップした写真では風上に白い氷が付いている様子や,気温が上がり氷がはがれて積もった様子も紹介します。
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雪と氷の結晶

気象予報士試験の勉強をしていると,雪の結晶は温度や湿度でその形状が変化するというのが出てきます。雪の結晶はサイズ的に目のいい方なら裸眼で,私のような普通の人でも虫眼鏡程度の低倍率のもので拡大するだけでその形がわかるので,簡単に観察することが...