あれこれ

浮島

気象予報士が三河湾で見られた浮島について紹介します。蒲郡付近から三河湾の対岸にある渥美火力発電所に着目し,下位しんきろうが発生するときの条件によって見え方が変化することを実際に撮影した写真を示しながら説明します。
あれこれ

知れば見られる「下位しんきろう」

気象予報士が三河湾の下位しんきろうを紹介します。まず,逃げ水などを見ながら下位しんきろうのメカニズムを説明し,その後,三河湾で撮影された下位しんきろうを示します。さらに,見る高さにより下位しんきろうが見えたり見えなかったりすることを三河湾の日の出の様子を見ながら解説します。
なんでも実験

梅に見る光の反射

梅ジュースを作ろうと青梅を水に漬けたら,梅の表面が見えなくなる現象に気付きました。梅の表面には細かい産毛が生えていて,そこに空気の層ができ全反射が起こっていました。身近なところにサイエンスがありました。いろんな気づきがあることは嬉しいことです。
あれこれ

雪の日に自然とたわむれる

気象予報士が雪がうっすらと積もった本宮山に登り,いろいろな楽しい現象を見つけました。雪に残った動物の足跡,苔の上に積もった雪,その雪の反射光が色付いて見える様子,流水でできた透明な玉状の氷,流水でできたつらら,電線の影により線路のような形に残った雪,そして,本宮山から見えた富士山の旗雲(山旗雲)を紹介します。
あれこれ

ある日の雪雲

気象予報士が渥美半島付近に流れ込んだ雪雲を蒲郡から見ました。そのとき,地表付近は明るいのですが,その上側は白く覆われている現象を見つけました。おそらく,地上付近で雪が雨に変わり,その結果,地表付近だけが明るくなっているものと思われました。アメダス豊橋の気温と湿度の観測結果と合わせて考察しました。
あれこれ

コンクリートのつらら

寒い時に氷のつららができることがりますが,コンクリートでも「つらら」のようなものができることがあります。これはコンクリートの成分が水に溶け,それが空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムになったものです。理科の実験で石灰水を作り,そこに息を吹き込んで白濁させたのと同じことが起こっています。
あれこれ

Crowの不安定性のいろいろ

気象予報士がCrowの不安性の飛行機雲を観測しました。白いふわふわをまとったもの,小さな規則的な波(リップル)をともなったもの,太さが違ったり,竹の節のような白いものをまとったものなど,いろいろなCrowの不安定性の飛行機雲がありました。特にリップルを伴ったものはこれまで見たことがなく,不思議でなりません。
あれこれ

いろいろな飛行機雲ふたたび

気象予報士が飛行機雲を観察しました。同じようなところを飛んでいるのに飛行機雲があったりなかったりしたり,飛行機雲が消えていく様子を観察したり,複数の飛行機が同じようなルートを飛んでいることを観察したりした結果を紹介します。
あれこれ

春に活躍する扇風機

気象予報士がお茶畑にある扇風機について説明します。西尾のお茶畑に行って実際に扇風機を見てきました。扇風機は放射冷却で冷えた地表面付近の空気に対し,それより高いところにある暖かい空気を送り込んで遅霜の害を防止するものです。霧により可視化された空気の層を例に,それを解説します。
なんでも実験

宙に浮く防波堤

気象予報士が防波堤が宙に浮いているような写真を撮影しました。そこから,空飛ぶ船,雲の色,立体的に見える乳房雲の写真の見え方について考察しました。さらに,雲画像をチャットGPTに読み込ませ,遊んでみました。