プロフィール

気象予報士

2016年に気象予報士を取得。
独学でしたが,教材は本3冊とWEBの無料サイトにお世話になりました。
実技のテストはなかなか大変でしたが,何とか1回の受験で合格することができました。

最近の活動

近所の図書館や公民館で気象のことや防災のことについて講演をさせていただいています。
今後,この活動を充実したものにしていきたいと思っています。

ブログ立ち上げの目的

雲などで空気の流れが見えるような場面に出くわすと嬉しいです。
航空自衛隊のオープンベースに行き,ブルーインパルスを見る機会がありました。
多くの方は飛行機の編隊飛行やアクロバティックな動きを見て楽しまれていたかと思います。
しかし,私は飛行機の出した白い噴煙が翼から発生した渦に巻き込まれて渦管を形成したり,翼の周りに発生する減圧域に雲(バイパー※と呼ぶみたいです)が発生するところをみて喜んでいました。

そんな私が日々の中で見つけた現象や,理解を深めるのに役立ちそうな実験,防災に役立ちそうな情報を皆さんと共有できればと思い,本ブログを立ち上げました。

これまで学校で習ったことは典型例や理想的な場合の現象であることが多く,身の回りのことをよく見ると,新しく知ることがたくさんあります。また,「自分でもよくわかっていないな」ということがたくさん出てきます。皆さんに,「こんなこともあるのか」と知っていただき,自分で考える機会を少しでも提供できれば幸いです。

※注記)ベイパー(Vapour)は「蒸気」という意味なので減圧されて凝縮して出てきた水で構成される翼から発生した雲に使われるのには違和感がありました。英語で飛行機雲を「Vapour trail」といいます。そのため,もとは飛行機のエンジンから出た「蒸気」が「凝縮」して「跡(Trail)」を残すので,真ん中の凝縮が抜けてそのような呼び方になったのではないかと推測します。
それを,蒸気が外から供給されずに減圧により温度が下がって水が「凝縮」したところに転用したところに無理があった気がします。凝縮を意味する「コンデンス(Condense)」の方がしっくりすると思うのは私だけでしょうか?